業務事例
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ベントフローメーター
【従来の課題を解決し、鋳造品質を飛躍的に向上】
鋳造現場では、ガス抜きベントの目詰まりが、製品の品質低下に繋がることが大きな課題でした。
溶湯充填時の背圧や中子燃焼ガスがスムーズに排出されず、製品内に気泡が残ってしまうことで
製品強度が低下したり、外観が損なわれたりといった問題が発生しています。
【現状と課題の整理】
課題: ガス抜きベントの目詰まりによる通気度低下が、鋳造品の品質不良に繋がっている。
目的: 熱間時においても、簡易かつ迅速にベントの通気度を測定し
目詰まりを早期に発見し、品質管理に役立てる。
【治具の構成と特徴】
治具の構成は、非常にシンプルかつ実用的です。
【熱間時でもOK!オンマシン測定で、リアルタイムな品質管理を】
今回ご紹介する通気度測定治具は、そんな課題を解決するために開発されました。
従来の測定方法では、鋳造を中断して測定を行う必要があり、生産効率の低下を招いていましたが
この治具は、オンマシンで直接ベントの通気度を測定することが可能です。
【特徴と具体的な利点】
① 圧力計による圧力損失測定
・シンプルで分かりやすい
圧力損失という直接的な数値で通気度を評価できるため誰でも簡単に理解できます。
・基準との比較
新品ベントとの圧力損失を比較することで使用ベントの通気度の低下を定量的に評価できます。
・汎用性
様々な種類のベントに対応可能です。
② ハンディータイプで多機能
現場での即時測定: 鋳造現場で手軽に測定でき、生産ラインの停止時間を最小限に抑えます。
多様なベントに対応: プローブを交換することで、様々なサイズのベントに対応できます。
持ち運びやすさ: トランクケースに収納できるため、いつでもどこでも使用可能です。
③ トータルソリューション
一式収納: 測定に必要な全ての部品が一つにまとまっているため、管理が容易です。
高い機動性: 現場への持ち運びが容易で、迅速な対応が可能です。
【鋳造現場への貢献】
品質向上: ベントの目詰まりによる鋳物不良を未然に防ぎ、製品品質の安定化に貢献します。
生産性向上: 早期な不良発見により、製品の作り直しや廃棄を減らし、生産効率の向上に繋がります。
コスト削減: 品質不良による損失や、再作業による時間とコストの削減に繋がります。
納期厳守: 品質問題による納期遅延のリスクを減らし、顧客満足度向上に貢献します。
【現場者業者のメリット】
作業効率化: 測定が簡単で迅速に行えるため、作業効率が向上します。
負担軽減: 重量物を取り扱う作業が減り、作業者の負担軽減に繋がります。
安全性向上: 危険な作業が減り、作業環境の安全性が向上します。
スキルアップ: 新しい測定機器の導入により、作業者のスキルアップに繋がります。
【まとめ】
この通気度測定治具は、鋳造現場の生産性向上と品質安定化に不可欠なツールです。
ぜひ、貴社の鋳造プロセスに導入し、製品品質の向上を実現してください。
※ご興味をお持ちの方は、是非ご連絡ください。
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