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2026/04/02
ダイカスト不良の原因は工程で起きている
鋳巣・焼付き・かじりの本当の原因とは
ダイカスト不良について議論するとき、
多くの場合は
・鋳巣
・焼付き
・かじり
・湯回り不良
といった「結果」について話をします。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
実際の不具合は、製品が出来た後に発生しているわけではありません。
ダイカスト不良は「工程」で起きている
鋳巣、焼付き、かじりなどの不具合は完成した製品として確認されます。
つまり『結果』です。
しかしその原因は
・溶湯の流動
・射出挙動
・摺動摩擦
・潤滑状態
といった工程の中で発生した現象にあります。
しかし現場では見えない
ダイカスト工程では
・高温
・高圧
・高速
という条件の中で現象が進行します。
そのため、工程の現象を直接確認することが
難しいという特徴があります。
つまり
多くのダイカスト現場では
『結果は見えるが現象は見えていない』状態になっています。
※結果だけを見ると原因は推測になる
現象が見えない状態では
不具合の議論は
・材料ではないか
・温度ではないか
・潤滑ではないか
・鋳造条件ではないか
といった『推測』になります。
しかし推測では
原因は整理できません。
※ダイカスト改善で重要な視点
ダイカスト改善で重要なのは結果を見ることではなく
『工程の現象を見ること』です。
なぜなら結果は『現象の結果』だからです。
まとめ
ダイカスト不良の原因が分からなくなる理由は
技術が難しいからではありません。
多くの場合
『工程の現象が見えていない』
ことが原因です。
次回(第4話)
次回は
ダイカスト工程の現象をどうやって数値化するのか
について書いてみたいと思います。
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