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2026/04/06
ダイカスト不良の原因を数値化する方法
原因不明トラブルを見える化する技術
これまでの記事では、ダイカスト不良の多くが
・評価設計
・データ不足
・工程の現象
によって原因不明になっているケースが多い、という話を書いてきました。
ではここで次の疑問が出てきます。
工程の現象はどうやって確認すればよいのでしょうか。
ダイカスト工程は「見えない工程」
ダイカストでは
・高温
・高圧
・高速
という条件の中で現象が進行します。
そのため
・摩擦
・面圧
・潤滑状態
・アルミ侵入
といった現象を直接確認することは困難です。
そこで重要になるのが「数値化」
工程の現象を理解するためには
現象を数値として確認することが重要になります。
例えば
・温度変化
・荷重変化
・摩擦抵抗
・摺動状態
・変化量
などです。
数値化すると何が変わるのか
現象が数値で確認できると
次のことが整理できるようになります。
・どの条件で変化するのか
・どのタイミングで問題が起きるのか
・どの部位で現象が発生しているのか
すると
原因不明だったトラブルが整理できるケースが多くあります。
ダイカスト改善の考え方
ダイカスト改善では結果ではなく現象を確認することが重要です。
そしてそのためには、現象を数値化することが必要になります。
Edge Creatorsのアプローチ
Edge Creatorsでは
・現地計測
・現象の数値化
・評価方法の整理
・工程リスクの可視化
を通じて、ダイカスト工程の改善支援を行っています。
現場の工程条件を踏まえながら
・実機環境でのデータ取得
・現象の可視化
・評価設計
などを整理していきます。
まとめ
ダイカスト不良の多くは技術の問題ではなく
『現象が見えていないこと』が原因になっています。
そのため
・工程の現象を見る
・現象を数値化する
という考え方が
原因整理には非常に重要になります。
次回(第5話)
次回は
ダイカスト工程をどうやって可視化するのかについて書いてみたいと思います。
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