CLOSE

お知らせ

NEWS

2026/06/16

製造業の4割が「半年以内に事業継続の限界」

鋳造企業が見直すべき、PLに埋もれた現場損失

2026年6月10日の日本経済新聞で、ホルムズ海峡を巡る危機が続いた場合、
国内製造業の40.6%が「半年以内に事業継続の限界を迎える」と回答した調査結果が紹介されました。

前年より調達コストが10%以上上昇した企業は67.2%。
一方、コスト上昇分を価格へ十分に転嫁できている企業は、わずか4.5%でした。
特に価格転嫁が進みにくい部品・素材メーカーにとって、
現場から流出する利益を減らすことは、重要な経営課題です。

原材料高で、同じ不良率でも損失は増える

鋳造現場で不良が発生すると、失われるのは材料費だけではありません。
溶解・保持エネルギー、設備稼働、作業工数、後加工、検査、選別、廃棄、再生産まで損失になります。

原材料やエネルギーの価格が上がれば、不良率が同じでも、
不良1個当たりの損失額は増加します。
価格転嫁と同時に、自社で改善できる不良、材料、エネルギー、
工数のロスを減らす必要があります。

鋳造現場の損失は、なぜPLだけでは見えないのか
鋳造現場には、不良、材料歩留まり低下、過剰なエネルギー使用、油剤の過剰使用、
設備停止、手直し、再検査などの損失が潜んでいます。

しかし、これらはPLに「鋳造ロス」として表示されません。
材料費、エネルギー費、労務費、製造間接費などに分散するため、
利益率の低下は分かっても、

・どの工程から
・何が原因で
・年間いくら流出しているのか

までは見えないことがあります。
損失がPLに現れないのではなく、複数の費目に埋もれているのです。

見えない損失を経営数字へ変換する
Edge Creatorsでは、不良率だけでなく、材料、エネルギー、設備稼働、作業工数、手直し、
再検査などを分解し、損失を金額として見える化します。

これにより、
・どの工程から改善すべきか
・不良率を1%下げると年間いくら利益が残るのか
・エネルギー使用量の改善効果はいくらか
を経営判断に使える数字として整理します。

ただし、損失額が分かるだけでは改善できません。
次に必要なのは、実際の現場で損失が発生する要因を明らかにすることです。

開発・実験評価の経験を持つ技術者が現場へ入る
鋳造不良は、溶湯、温度、設備、金型、油剤、作業方法など、複数の要因が重なって発生します。
Edge Creatorsでは、開発、実験・評価、不具合解析の経験を持つ技術者が現場へ入ります。

五現主義を基本に、
現場・現物・現実を確認し、原理・原則に照らして現象を捉える。
さらに、温度、圧力、時間、設備挙動、型開き、作業動作などを
センシングし、現場で実際に起きている一次情報を取得します。

一次情報をバックデータと実験で検証する
現場で取得したデータは、これまでの開発、実験・評価、
現場支援で蓄積してきたバックデータや類似現象と比較します。

必要に応じて自社設備で再現実験や比較評価を行い、
材料、温度、油剤、設備条件、作業条件を一つずつ切り分けます。

現場で事実を取る。
バックデータと比較する。
実験・評価で仮説を検証する。
これにより、経験や勘だけに頼らず、不良やロスへの影響が大きい要因を絞り込み、改善の確度を高めます。

原因が分かっても、現場で実行されなければ利益は残らない
設備条件や管理基準を見直しても、
作業者が「なぜ、その作業が必要なのか」を理解していなければ、改善は長続きしません。

そこで、現場作業者への勉強会を実施し、実際の不良事例や現場データを使って、
作業と鋳造現象の関係を伝えます。

さらに、温度測定、除滓、給湯、清掃、油剤の使用、設備点検など、
実際の作業方法を現場で確認し、その場で直接指導します。
目的は作業者を責めることではありません。
自ら異常に気づき、改善できる人材を育てることが、再発防止と技術継承につながります。

経営・技術・作業・人材育成を一つにつなぐ

Edge Creatorsでは、
PLに埋もれた損失の金額化
→ 五現主義とセンシングによる一次情報の取得
→ バックデータとの比較
→ 再現実験・比較評価
→ 作業者への勉強会と実作業指導
→ 効果確認・標準化・定着
までを一体で進めます。

経営数字、鋳造現象、実作業、人材育成を分断せず、
一つの改善活動としてつなげられることが、Edge Creatorsの強みです。

過去には、不良率が約15%だった製造工程を約2%まで低減し、
年間約3,000万円規模のロス削減につながった事例があります。

高額な新設備を導入したのではなく、既存設備、既存人員の中で、
損失要因、管理方法、作業方法を見直した結果です。

外部環境は変えられない。
しかし、鋳造現場から流出する利益は減らせる。

改善策を渡すだけでなく、自ら改善を続けられる鋳造現場を育てる。
これが、Edge Creatorsの現場密着型リスクコンサルです。

株式会社Edge Creators
現場を科学し、鋳造現場の見えない損失を利益へ変える。

よくあるご質問
鋳造現場の見えない損失とは何ですか?
不良、材料歩留まり、エネルギー、設備停止、手直し、再検査など、PLの複数費目に分散し、
総額や流出元が把握されていない損失です。

どのように原因を絞り込みますか?

五現主義による現場確認、センシングによる一次情報の取得、
バックデータとの比較、再現実験・評価を組み合わせて影響要因を切り分けます。

高額な設備投資は必要ですか?
まずは既存設備、既存人員、既存条件の中にある改善余地を確認します。

製造業の4割が「半年以内に事業継続の限界」

製造業の4割が「半年以内に事業継続の限界」

NEWS

新着情報一覧